慶應義塾の創設者、福澤諭吉先生は、若い頃長崎で学びました。長崎市内にはゆかりの土地が残っています。
福澤先生留学址
中津藩出身の福澤先生は、1854(安政元)年2月、西洋の学問を学ぶために長崎を訪れました。そのときに3カ月ほど寄宿したのが光永寺です。
門のそばに「福澤先生留学址」の碑があります。
福澤先生使用之井
光永寺で過ごしたあと、砲術家の山本物次郎氏の家に9カ月ほど住み込みました。その際に使っていた井戸です。
昭和12(1937)年5月に「福澤先生使用之井/安政五年」(慶應義塾長小泉信三筆)」との碑が建てられました。
福澤諭吉先生之像
長崎市民から「おすわさん」として親しまれている諏訪神社の中門に近い祓戸神社に、福澤先生の像が立っています。
1998(平成10)年1月に長崎三田会が建立しました。正面の字は元塾長の鳥居泰彦氏によるものです。